Netflixのドラマ『クイーンズ・ギャンビット』を会社の同僚が「絶対に好きですよ!」と勧めてくれた。確かに面白そう。でも、Netflix入ってないし…と悩んでいたら、原作小説があったので迷わず購入。
「お勧めしてくれたドラマの原作小説買ったよ!」と報告しようとしたけど、ふと思った。もしかしたら、「そういうことじゃないんだよ」のお手本みたいなことをしてしまったかも…ドラマをお勧めしてくれたのに、原作小説を買うって微妙に何か違うかも??
と、とりあえず、報告するのは読んでからでも遅くはない…(いつ読むかは不明だけど…)
【2025年9月に読んだ作品】
谷瑞恵『伯爵と妖精 駆け落ちは月夜を待って』
短篇集。
雑誌「Cobalt」に掲載されていた「恋占いをお望みどおり」が初めて読んだ〈伯爵と妖精〉シリーズ作品のはず。可愛い作品だな〜本篇も読んでみよ〜と思って、第一作目から読みはじめたらいきなりエドガーの過去がシリアス過ぎてビビった記憶がある。
エドガーと出会う前のエピソードゼロ的な「銀月夜のフェアリーテイル」・「雪水晶のフェアリーテイル」も好き。
芦辺拓『ダブル・ミステリ: 月琴亭の殺人/ノンシリアル・キラー』
弁護士・森江春策シリーズ。
本の表と裏からそれぞれミステリの中篇が始まり、真ん中に解決篇があるという面白い本。こういう構成が凝った本を見ると楽しくなる。
しかも、「月琴亭の殺人」は謎の人物からホテルへ招待されるところから始まる王道ミステリ、「ノンシリアル・キラー」はライターが自分の周りで起きた事件を調べるサスペンス。タイプの違うミステリを一冊で楽しめて大変お得感ある!
ネタバレにならない感想を上手いこと言えないけど、この本の構成だからこそ!みたいな要素がきちんとあって、大変良い。
しかし、芦辺拓作品が何作か積読に存在しているはずなのに、全然見つからない…『紅楼夢の殺人』は絶対に買ったはずなのに…
マチバリ『悪女の手帳~私を殺した皆さまに、最高の結末を~』
『私が死んで満足ですか?』のコミカライズが面白かったので、こちらも読んでみた。
なろう系でもWebtoonでもお馴染みの死に戻り令嬢の復讐モノ。そこに「精霊の加護」と呼ばれる異能力要素がプラスされている。自分の持つ異能力を上手く使いこなして戦うというのが好きなので、この設定は楽しかった。
時間が巻き戻った理由も作中で判明するし、ざまぁも過剰でもなく物足りなさもなく。
マチバリ作品、性に合っているみたいなので他も読んでみよう!
チャールズ・アダムス『アダムス・ファミリー全集 』
幼い頃から何度観たか分からないくらい映画2作とも大好きなので、原作を読めてすごく嬉しい!というか、漫画が原作とは知っていたけど、一コマ漫画とは思わなかった。ここから、アニメやドラマ、映画までメディアミックスしたの凄い。原作の世界観がしっかりしてたからこそ、こんなにもメディアミックス出来たんだろうな…
映画でもちゃんとあった、屋根から油?熱湯?をぶちまけるの、アダムス・ファミリーの象徴みたいな感じで大好き〜!
そして、ウェンズデーは映画も原作もタイプは違えど、どちらもとても可愛い。好き。
恩田陸『ユージニア』
旧家で起こった凄惨な事件。唯一の生き残りは盲目の美少女。その事件のルポを書いたのは事件の第一発見者であり、事件当時は少女だった女性。読み進めていくなかで、徐々に明かされる二人の関係性と、第三者の目から見た美少女の姿。
こ、これは好みの〈少女小説〉だ〜!!とテンションがぶち上がり、一気に読んだ。
登場人物の名前が変わっている章があったり、作中で残された謎もあるけど、そこも含めて大変良い作品だった…余韻がすごい…
なので、「ユージニアノート」にはめちゃめちゃ戸惑った!電子書籍で読んでたから…
恩田陸作品はこの世にたくさんあるのに、これまで『夜のピクニック』しか読んだことなかった。せめてミステリ系の作品はもっと読むぞ!
西村京太郎『七人の証人』
ある殺人事件の被疑者が自らの無実を訴え続け亡くなった。その被疑者の父が息子の無実を信じ、事件の証言を再検証するために、事件の証人と十津川警部を無人島に集める。
十津川警部シリーズの中でも異色作では??
『十二人の怒れる男』のように、些細な気付きから証言が次々と覆っていく様子にはとてもスッキリする!けど、ラストは物悲しいな…
尼子騒兵衛『落第忍者乱太郎』1巻
今でもアニメを観る勢だけど、原作漫画は初めて読んだ!
くのいち教室にユキちゃんもトモミちゃんもいるのに、おシゲちゃんは…??と思って調べたら、おシゲちゃんはアニメオリジナルキャラだったと判明。し、知らなかった…!!
背筋『文庫版 近畿地方のある場所について』
単行本と文庫本で内容が異なると聞いて、思わず買ってしまった。ホラー苦手なのに。とりあえず、まずは文庫本から読んでみることに。
雑誌記事やネット掲示板などのテキストを詰め込んだモキュメンタリー形式のホラー作品。
短くて怖い話がテンポよく掲載されており、テンポよく怖い…しかし、怪異の正体を見極めようとするミステリ的な面もあり、だんだん怖くなくなってくる。ついに、ラストはホラーであることを忘れてしまう。読み始めた時はこんな哀しみの物語になるとは思わなかったよ…
と、油断したところで、袋とじが!作中で一番見たくないと思ってたヤツだな!?怖いよ!!
『口に関するアンケート』を読んだ時も感じたけど、背筋作品嫌いじゃないどころか、結構好きかも…『穢れた聖地巡礼について』も読んでみたい。
知念実希人『スワイプ厳禁 変死した大学生のスマホ』
書店で見かけて、スマホ型の本だ〜!?と興奮し、思わず購入。帰宅後に本の後ろにある広告ページをチェックしたら、どうやら書店で隣に置いてあった『閲覧厳禁』も一緒に買うべきだったらしい…(後日ちゃんと買いに走った)
結構短めだけど、ちゃんとホラーだし、仕掛けもあるし、怪異の説明もある(一応)。とはいえ、やっぱり物足りなさは残る。『閲覧厳禁』、気になり過ぎる…
【2025年9月のまとめ】
2025年9月1日時点で積読は642冊。
9月中の積読追加が39冊、読了・再読が9冊。
結果、9月30日時点で積読673冊。
ホラーが苦手で、わりと分かりやすく夢見が悪くなるタイプ。そのため、ホラーは朝の通勤時あるいは会社の昼休憩中に読む!怖くなったら、すぐにギャグ漫画!というルールの徹底で無事に『近畿地方のある場所について』を読み切った。ありがとう、『落第忍者乱太郎』…
今後もホラー作品とギャグ漫画はワンセットでいこうと思う!!