2月って、こんなに寒かったかな…??とか思ってたら、月末は急に暖かいな!?気温差で体調を崩しやすいので、気をつけよう…
【2025年2月に読んだ作品】
西加奈子「ディヴァイン」
文芸誌『GOAT』収録。
二人称小説は珍しいな〜と気楽に読みはじめたけど!?え、アレが語り手なの!?と面食らう。二人称ですら接することが少ないのに、こういうパターンは初めてだ…
〈愛〉とは我々が作り出し、望むと望まざると関わらず共に生き、ただそこにあるもの。確かに、綺麗事じゃない〈愛〉とはそういうものかも。我々が勝手に作り出した逃れられない何か…考えはじめると、急に怖くなってくる。
〈愛〉を特集する文芸誌の一発目からいきなり変化球を正面からくらってしまった…
『タナトスの蒐集匣 -耽美幻想作品集-』
耽美や幻想、タナトスという言葉に弱いうえに、収録作が豪華すぎるので迷わず購入。
偏愛する坂口安吾「桜の森の満開の下」・夢野久作「瓶詰地獄」・太宰治「駆込み訴え」が1冊に収められているの、とても最高!
まぁ、芥川龍之介「影」・江戸川乱歩「芋虫」・折口信夫「身毒丸」・谷崎潤一郎「刺青」・泉鏡花「浮舟」・小栗虫太郎「白蟻」・夏目漱石「夢十夜」と収録作は全部良いですけど!
「刺青」は初めて読んだ。まさに耽美主義の真髄って感じで、大変好み。谷崎潤一郎、読んでみたい短編は色々あるけれど、おのおの収録されている本を調べるのが億劫で後回しになっている…
そして、毎回読む度に思うけど泉鏡花をすらすらと読める人間になりたい。文語表現、苦手だ…
市川沙央「音の心中」
文芸誌『GOAT』収録。
『ハンチバック』の時も感じたけど、読むと自分の中にある考えや感情に問答無用で心に馴染む何かがある。共感出来る部分だけならまだしも、よく理解出来ていない部分にも、そういう風に感じる。凄い。市川沙央作品と相性良いかも。
KADOKAWAライフスタイル編集部『未来を変える私の勉強術』
こまきときこ『つれづれ語学日記』を読んで以来、英語を読めるようになりたい欲が続いている。世の皆さんは大人になってどんな風に勉強してるんだろう?と思い、参考の為に読んでみるも明らかにレベルが違った…多くの方が労働して、勉強もして、子供も育てて、SNSも発信している…凄すぎる…
自分が情けなくなりつつも、継続のコツは「無理をしない」・「楽しむ」ということは学べた!
谷瑞恵『伯爵と妖精 あいつは優雅な大悪党』
紙の本で全巻持ってるのに、電子で合本版が出ていたのでついつい買ってしまった。それくらい好きなコバルト文庫のシリーズ第一作。
19世紀半ばのイギリスを舞台に妖精や宝石をモチーフにして、自分の能力・仕事に誇りを持ってる女の子が主人公の少女小説。しかも、主要なストーリーは結構シリアスで重ため。何度読んでも面白い!!
風間賢二『怪異猟奇ミステリー全史』
ゴシック小説から最近流行りの特殊設定ミステリーへと続くミステリーの歴史を学べる。
『タナトスの蒐集匣』を読んだ時にも思ったけど、ここでもやはり谷崎潤一郎作品はちゃんと読むべきと思った。ミステリー界のターニングポイントにもいたとは思わなかったよ、谷崎潤一郎…とりあえず、「白昼鬼語」と「途上」は手元に既にあるので、マストで読む!
あと、綾辻行人『眼球綺譚』も読んでないんだよな〜!これも読まなきゃ!
生島治郎/日下三蔵(編)『悪意のきれっぱし 増補版』
おぉ!さながらロアルド・ダールのような〈奇妙な味〉ばかりの短篇集だ!面白い!
生島治郎はハードボイルド作品だけだと思っていたので、これは嬉しい発見。
収録作の中では、「冷たいのがお好き」が特に良い。官能と退廃と〈奇妙な味〉がほどよく混ざり合っている。
天城望(漫画)/福留しゅん(原作)『残り一日で破滅フラグ全部へし折ります ざまぁRTA記録24Hr.』全3巻
最近は猫も杓子も「ざまぁ」とか「悪役令嬢」とか「死に戻り」とか「転生」で正直どれも似たりよったりでは??と思ってたけど、『悪役令嬢の中の人』みたいな自分の琴線に触れまくる例もあるので気になる作品は積極的に読むようにしている。
タイトル通り、24時間で断罪を回避する必要があるのでストーリーがサクサク進み、テンポ良くて気持ちいい!アレクサンドラ、セナイダ、カロリーナ、レティシア、王妃とキャラも魅力的。好き。びっくりしたけど、ルシアのお茶会の相手も良い。
あばたも(漫画)/マチバリ(原作)『私が死んで満足ですか? 疎まれた令嬢の死と、残された人々の破滅について』1巻・2巻
もしかして原作を途中までは読んだことあるかも??この父親の気持ち悪さは覚えがあるな??
主人を敬愛する従者とか使用人が大好物なので、シェザムとカイゼルが好き。
すごいところで2巻が終わってるので、続きが気になる〜!
谷瑞恵『伯爵と妖精 あまい罠に気をつけて』
シリーズ第二作目。再読。
改めて読むと、この時はまだエドガーは青騎士伯爵としての自覚が薄そう…エドガーもリディアも成長途中だったんだな…
【2025年2月のまとめ】
2025年2月1日時点で積読は572冊。
2月中の積読追加が15冊、読了・再読が11冊。
結果、2月28日時点で積読578冊。
2月は短篇をたくさん読んだ!
昔は長篇小説ばかりを好んで読んでたけど、最近は短篇集をよく読んでる気がする。長篇を読む集中力・体力が無くなってきてるのかも…加齢よる弊害がこんなところにも…??